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『宮~Love in Palace』YouTube PartⅣ(19話~24話/随時更新あり) [宮~Love in Palace]

先々週から、シンとチェギョンの気持ちのすれ違いも含めて、2人が乗り越えなければならない試練の話が続く19話~22話をまとめました。
当然、お気に入りのシーンがなくて感情移入しがたいので、セリフをそのまま載せてしまいました。

でも、この試練のあとに2人の絆が深まる出来事があるで、コメントなしで23話、24話も載せました。ネタバレ不要の方は今週テレビ東京で放映される23話を楽しみにしていてください。

18話でシンが無理矢理チェギョンにキスしたことで2人の関係に距離ができてしまった。シンはチェギョンに謝っても許してくれないいつになく怒っている理由がわからない。チェギョンはユルに洗脳されて、自由のない皇室の生活から逃れて実家に帰りたいと日増しに思うようになる。
そして、シンが心配していた、友達以上に親しくなりすぎたユルとの仲がチェギョンの立場を危うくする厳しい話が続きます。

英語、中国語字幕共にみるみる削除されているので、すべて削除される前にノーカットを視聴された方がいいと思います。

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(内容が許可なしで使用されたので、このビデオはCopyright所有者InteractiveメディアMix Inc.の依頼で取り外されました。)

19話 皇太子妃が家出?(Goong episode 19)⇒「ひとりごと
中国語字幕
Part1(宮殿に戻ってからも、チェギョンはシンに無理矢理キスされたことが頭から離れず、シンはチェギョンに謝り許してもらいたいと、それぞれの部屋で悶々としている【シンの部屋のパソコンのスクリーンセーバーに“シン・チェギョン”の文字が!】
シンがチェギョンの部屋を訪れ、シン人形を持って、「表情は2つだけか?」と話のきっかけを作るが、チェギョンの反応がないので部屋を見渡しながら、チェギョンの前に腰掛ける。
チェギョンは、「出てって 顔を見たくない」とシンと目を合わせないように顔をそらす。
「やりすぎたよ 理性を失ってた。 ああいう場合 男なら… 分かってくれ ついカッとなって もう許してくれよ」と、シンはチェギョンの顔色を伺うが変化なし。「何だよ ここまで言ってるのに」(シンにしては珍しく下手に出たつもりだけど…)チェギョンは「出てって」とシンを拒む。
シン「もういいだろ 謝ってるんだ」
チェギョン「あなた(シン君)は いつもそう 自分が世界の中心 人の気持ちは 考えようともしないのね 私は あなたの 操り人形じゃないのよ」
シン「また その話か? いい加減にしろ」
チェ「言わせてもらうわ あなた まともじゃない 自分勝手で 自分の間違いは認めずに 私の小さな非を責めまくる ヒョリンのことは 聞こうとするだけで怒る バカにしてるの?」
シン「それが武器か? すぐに彼女の話だ」と、またかよという顔をする。
チェ「ヒョリンなら 大事に扱ったはず 1人にして」
シンはそれ以上何を言ってもチェギョンの怒りは消えないと諦めて「大事にしてるけど 他の方法が… 分からないんだ」と言いのこして部屋を去る。シンの想いはチェギョンには伝わらない。【シンがヒョリンの思い出の品を入れたH・Rと書かれた箱を手にして何か迷っている様子は、テレ東カット】
太皇太后と皇后が、毎年恒例の皇室が国民と対話インタビューについて相談している。太皇太后は、皇太子と皇太子妃を出すようにと提案する。皇后は、全国生中継で各放送局合同取材に不慣れな2人を出すのはまだ早いと考えるが、「2人なら賢く対処できる」と、信頼をよせる太皇太后は意見を押し通す。
美術学科の廊下でチェギョンとガンヒョン。
ガンヒョン「浮かれ女のチェギョンはどこかしら」と元気がないチェギョンをからかう。
チェギョン「一生懸命考えてるの」 ガン「何をよ?」 チェ「私の生き方が間違ってないか 自分が何をしてるのか」 ガン「バカね」と笑って言う。
ガン「過負荷になるわよ 単純コードの頭脳回路で ハーコな哲学を考えると 容量オーバーするわよ 誕生日パーティの時 シン君とあんた ぶつかってたけど 彼 あんたのこと 好きだと思うわ」
チェ「さあね 好きなのかしら 本当に?(ため息をついて) 告白の答えも聞いてない 好きだとしても 情が移っただけよ 毎朝― 顔を合わせて 食事して 登下校も一緒 誰とでも そうやって 一緒に過ごせば 情も移るでしょ…(好きってことは)姿が見えないと心配で 寂しくてつい探してしまう そういうものよ」
ガン「らしくないわよ」 チェ「いつも彼のせいで― 泣いて傷ついてる これからも宮殿で 彼と暮らせるのか― 自信がないの」 ガン「今まで やってこれた」 チェ「そうかしら? できるかしら」
今までになく落ち込んでるチェギョンを心配そうに見るガンヒョン。
教室に戻ると、チェギョンの両親の良くないウワサ話が流れていることを聞かされる。ガンヒョンは気にすることないと言うが…。
階段のところで両親の良くないウワサのことをユルに相談するチェギョン。ユルは、「自由に生きてほしい」とチェギョンが皇室から出でるように洗脳しはじめる。
そこへ、シンがホールの方に歩いて行くのを見る【H・Rと書かれた箱をシンが手に持っているのをチェギョンからは見えてない】
何か察知したのかユルがわざとホールに行こうと誘う。チェギョンもためらいながらも、シンの行き先が気になりホールに行くことにする。
ホールの舞台でヒョリンが1人でバレエの練習をしている。シンは箱を手に持ったまま座席からヒョリンのバレエを眺める。と、ターンに失敗してヒョリンが倒れると舞台に駆け寄り、「大丈夫? ケガは?」と声をかけるシン。「忙しいのに呼び出して 悪かった?」とシンが駆けつけてくれたことに喜ぶヒョリン。シンは「具合は?」と捻った足に目をやる。ヒョリン「時々ターンで転ぶの。最近練習で無理しすぎたみたい」と言うと、捻った足首に手をやり左右に動かすと小声で「あっ!」とヒョリンは痛そうな声【ややHな声に聞こえる(笑)】をあげる)
Part2(その2人の様子を、ホールのドアのところでチェギョンとユルが見ている。チェギョンはまた2人を誤解してしまった様子。
☆「持ってきた?」とヒョリンに言われて、シンが箱を手渡す。
ヒョリン「バレエ学校への入学が決まったの」 シン「そうか… ヒョリン 僕は自分勝手か?」と、チェギョンから言われたことが気になっていたのかヒョリンに聞いてみる。
ヒョリン「今頃 気づいたの?(苦笑) 私はあなたのこと よく知ってるけど チェギョンは違う でも 彼女の愛が浅いせいじゃないわ あなたと私は 似ているところが多いけど あなたとチェギョンは違う そのことを認めなきゃダメよ 彼女に自分の気持ちを 見せるの」【夢に向かって気持ちが落ち着いてきたのか、友達としてシンにアドバイスをするヒョリンが一回り大きく見える場面】
チェギョンは2人の仲をさらに誤解してしまい、「彼と会う度にケンカなの きつく当たられると 顔も見たくないのに― すぐ心配になる 彼も私と同じ気持ちなら…(ヒョリンに見せる優しさは好きな気持ちとは別物とは思えないチェギョン)」
急にユルが立ち止まり、「同じ気持ちなら― 幸せになれると? それは願望だ 時間は― いつか必ず止まる どんなに特別でも 時間が止まれば― 何も残らない」
「よく分からない 今は」とユルを残して先に歩いていくチェギョン【ユルはシンのことばかり気にするチェギョンに、少し意地悪く言ったつもりが、鈍い頭のチェギョンでなくてもユルは何が言いたいのか理解不能(笑)】
☆シンがチェギョンの部屋の前で、彼女が居ないか窓から覗いたりドアを開けているところをチェギョンのお付の女官に見られ急いで立ち去る。その頃チェギョンは、シンの秘密の屋根裏部屋にいた【シンが探しに来てくれるのを待っているようにも思える…】
チェギョンが屋根裏部屋で思い悩んでる頃、シンはユルとチェギョンが逢引きをしていた書庫の茗禪堂(ミョンソンダン)にチェギョンを探しに来ていた。そこで皇室の古書とは明らかに違う、年季が入った表紙に『リルケ』と書かれた本を手にとる。中から現皇帝と皇太后(恵政宮(ヘジョングン))が仲良く写っている古い写真と、皇帝がヘジョン宮に宛てた手紙を見つける。
“遠くで見守るしかない 愛する人よ  私のあなたへの愛は 魂の果てほど深く― 魂の果てほど高い  宝石より輝き 真珠より美しく―  真実と純粋な 信義をたたえた あなたの唇が 忘れられない  去っていくあなたを― ただ見つめている”
皇帝とヘジョン宮の恋愛感情を知って愕然とするシン。
【皇帝はヘジョン宮から頼まれたからか、何かとユルを頼りにするシーンはテレ東カット】
アルフレッドを胸に抱いて物思いにふけるシン。コン内官がインタビュー教育の時間と呼びにきた。「茗禪堂はいつから使われてないのか?14年前か、もっと前なのか」と問いかけるがコン内官は口を濁し返答を避ける。
チェギョンは下校時に護衛にすぐ戻ると騙して、ガンヒョン達とトッポッキを食べに行ってしまう。
☆ガンヒョンのメガネをかけて変装したチェギョンは、ガツガツ食べまくっているので、シンが後ろの席に座ったのも気がつかない)
Part3(「そんなに食べると インタビューの時に太っちゃうわよ」と友達に忠告されても、「一緒に食べたかったの おしゃべりしたり お腹いっぱい食べたり 当たり前のことがしたいの だから止めないで」と悲しそうに言うチェギョンに、ガンヒョンが「好きなだけ食べなさい」とトッポッキを箸で摘んで口に入れてあげようとする。「小さい もっと大きい」のと、いつものチェギョンらしさが戻った(笑)
「スカートがはちきれそう 満腹だわ」とイスに持たれかかった拍子に後ろの席のシンとぶつかり、振り返らずに「すみません」と謝る。その後姿からガンヒョンがシンと気づき、「私たち先に帰るね」と3人とも慌てて席を立ち、チェギョンに後ろを見るように合図を送り先に店を出てしまう。
ようやくシンに気づくチェギョン。
「うまかった?」とチェギョンの横に腰掛ける。シン「すごい量だ」 チェギョン「食べる?」と、箸でトッポッキを摘んで聞くが、シンは「口に合わない」と断る【ここで嫌でもいいからトッポッキを食べてあげて欲しかった…】
チェギョン「やっぱり 私たち― 違いすぎる 近づけないわ 生まれつき身分が違うもの 貧乏人は一時的に王子になれても― 本物の王子にはなれない」
シン「大した違いじゃないだろ?」 チェ「そうかしら 縮まらないかも」 シン「それならそれでいい」 と、そこへ護衛が店先に記者が押し寄せていることを知らせにくる。
シン「予想外の事態だよ」 チェギョン「つかの間の平和って訳ね」 シン「護衛はいるが危険だ 手を握って走れ」と手を差し出す。『離さずにいられるかな』とチェギョンの心の声。
店を出ると、「不仲説は本当ですか!」と報道陣に取り囲まれ、強く握っていたはずのシンとチェギョンの手が離れてしまう…【迷いのあるチェギョンの心を現したように、チェギョンの方からシンの手を離してしまったように思えたシーン(泣)】
チェギョンと手が離れてしまったが、シンはチェギョンが車まで逃げてくるのをドアの前で待っていて彼女を抱きかかえ、先に車の中に入れてあげる【自分のことしか考えられないチェギョンには見えない優しさを示してるシン】
車の中で「大丈夫? ケガは?」とチェギョンを気遣うが、無言で実家の近所を窓から見ている。「(実家に)帰りたいか?」と彼女の気持ちを理解してあげようと、行き先をチェギョンの実家に変更させる。
☆「一晩泊まってこい 後は任せろ ただし― 今後は当分帰れないから 内緒だぞ」と、里帰りを許すシン。ようやくチェギョンに笑顔が戻り喜んで家に入っていく。
チェギョンが突然帰ってきてチェギョン家族は大喜び。両親の部屋で弟のチェジュンと4人で布団に入ってるとき、チェギョンのママが、やっぱり宮殿に戻るようにチェギョンに言う。帰りたくないと嫌がり甘えた顔をするチェギョンに、「宮家に嫁いだ以上 しきたりに従わなきゃ」と心を鬼にして、タクシーで宮殿に帰す。
宮殿に戻るとすでに皇后の耳に入っていた。「無断で帰るとは 目上の人間をバカにしているのか」と強く叱られる。チェ尚宮が皇太子から宿泊の許しを得たことを伝えるが、「今後一切許さぬ 2度目の処置は覚悟するように」と厳しく説教される。
厳しく叱られてしょげているチェギョンにすぐに言葉をかけられなかったが、「僕が許可したのに あんなにひどく叱っては 僕の立場がなくなります」と皇后に抗議するシン。
皇后「皇太子 そなたの立場など問題ではない 諭すどころか けしかけるとは 何を考えているのだ」と相手にされない。シン「息抜きをさせただけです」 皇后「息抜きだと?」 シン「彼女は人一倍 自由で明るい子なんです 退屈で厳格な宮家の生活は つらいはず だから息抜きをと…」 皇后「だが これも妃宮が乗り越えるべき試練だ 実家に入り浸っていては 宮家になじめない 分かっているであろう」ともっともなことを言われ、返す言葉もないシン。
ベランダでしょげているチェギョンの後ろに回り、「バカだな こっそり泊ることもできないのか? 帰るなら僕に電話しろよ 母上に知られて 僕まで迷惑だ」と、心とは裏腹に思いやりを感じさせない冷たい言い方をしてしまう。
チェギョン「他に言い方はないの? 一度くらい慰めてよ」 シン「慰めを言っても― 問題は解決しない」 チェ「慰め合うことが大事なの 問題は解決しなくても― 理解してくれればいいの それだけで力になる」
シン「言葉にしろと? わざわざ?」 チェ「“大丈夫だ”の一言 それだけでいい あなたの慰めが欲しい時― いつも他の人が慰めてくれたわ」
シン「それは― ユルか?」と、行きかけたチェギョンの腕をとって「僕の何が不満だ?」と詰め寄る。
「放して」とシンの手を振り切るチェギョンに、「言えよ 理由くらい知りたい」【両親から愛情のこもった言葉をかけてもらえる甘えん坊のチェギョンには、皇族という立場の親からの愛情不足のため、言葉や態度で愛情表現ができないシンを理解できない。ただ、「慰めを言っても― 問題は解決しない」や「言葉にしろと? わざわざ?」と心無い冷たい発言は、本や映画好きの割りに女心をまるで理解してない。どっちもどっちの2人…】
チェギョン「ユル君は人の気持ちを 大事にしてくれる」 シン「だから いつも頼るのか? 彼1人で充分だろ」 シンには何を言っても無理と諦め「もういい」とその場を去ろうとするのを「話の途中だ」と引き止めるシン。
チェギョン「傷つけるのが得意なのね 散歩してくる」と、「どこへ?」と心配するシンの呼びかけにも答えず、車で宮殿を出て行ってしまう。途中、ユルの車とすれ違い、また頼んでもいないのにチェギョンの車をあとから追いかけるユル。【泣きながら車を運転できるほど運転技術が上達してる!】【BGM:HowLの「おうむ」】
1人になりたかったはずなのに、車を止めるとユルがついて来たことに気が付く。チェギョンの車の中で、
チェギョン「(ユル君は)いつも良くしてくれるわ 優しく慰めて 肩を貸してくれるもの まるで ずっと昔からの知り合いみたいに」 ユル「僕たちは― 出会う前から見えない糸で つながっているんだ  チェギョン これ以上 傷つく前に― 宮家を出て行け 家に帰るんだ」 チェギョン「どういう意味?」
ユル「いくら好きでも シンは君の手に負えない 結局― 傷だらけになる 逃げるんだ 壊れる前に」と、チェギョンの頬に手をやるのを避けるように外に出るチェギョン。ユルも外に出る【チェギョンはユルに触られるのを避けて車から出たのに、そういう女心をまるで理解しようとしない、しつこいユル君!(怒)】
車から離れて散歩しながら、「混乱してる どうしたらいいの」とユルを男とは見ていないのに頼るチェギョン。ユル「自分の心を信じろ」
2人が元の場所に戻ると、チェギョンの車がなくなっている…。
宮殿に戻り、シンが立会いで車の盗難手続きをする。
「良かった ホント驚いたわ」と能天気なことを言うチェギョンに、「もう1台の車は― ユルだな? 慰めてもらったか? 行動には気をつけろ “夫のいとこと深夜デート” いいネタだ」と言いのこしてシンが出て行く。チェギョンはまだことの重大さに気づかないでただムッとしている)

20話 皇太子妃、初めてのスキャンダル!(Goong episode 20)⇒「ひとりごと
中国語字幕
Part1(チェギョンが女官たちとドレスの着替えをしていると、怒った顔のシンが部屋に入ってきて、テーブルの上に新聞を投げつける。「これは?」と新聞に目をやる。「知らないのか? 妃殿下の男だよ」とシン。チェギョンが新聞を手にするとシンがチェギョンにキスしてる写真の下に“皇太子妃の不倫 その男性の正体は?”と書かれている。
チェギョン「何なの?」 シン「車を盗んだヤツらが お前は男と一緒だったと 誰なんだ?」 「ユルといたの」と気まずそうに答えるチェギョンに、「何考えてるんだ 既婚者が いとこと夜遅くまで一緒にいたなんて」と両手で顔を覆いため息をつき、「問題になるぞ 覚悟しておけ」と警告するやいなや、「太皇太后様がお呼びです」と女官の声がする。
「ここにいろ 僕が話してくる」とシンが言うのを、チェギョン「いいえ 話してくる 私のせいだし 責任取らないと」 シン「まさか ありのままをか?」 チェ「じゃ何て?」 シン「ユルといたと言うな それがいい」と忠告する。
シンに忠告されたので、「実家の父と一緒でした」と作り話をする。太皇太后は信じるが…。
シンも皇帝に呼ばれる。シンはチェギョンの言葉を信じると言うが、「殿下と妃宮の間に何か問題があるのか?」と問われ、「たとえ政略結婚とはいえども 夫婦としての約束事は守っています」と宣言するシン。「今回の件で再び皇室廃止論が高まりうる 2人とも今まで以上に気をつけなさい」と皇帝の忠告に、「肝に命じます」とシン。
ユルはチェギョンと一緒にいたのは自分だと言いたかったが、「皇室やマスコミに知らせ 片がつくと? お前は皇帝になる人間だ 女にうつつを抜かすな」とヘジョン宮が激怒する。
「母さん 皇帝の座より彼女が大切だ その2つのうちなら 皇帝の座より彼女が大切だ 彼女は必ず手に入れる」と宣言し、「父さんのビジョンを叶えたい でも今は もっと必要なものができた チェギョンがいれば 僕は庶民でもいい」とユルは固い決心を口にすると、ヘジョン宮は気を失い倒れる。
学校でもチェギョンの不倫相手のウワサが皇太子妃避難の声が。
ガンヒョン「皇太子妃なんだから周りの目もあるし 有名人の宿命よ」
チェギョン「それが イヤなときは どうすればいいの?」【ガンヒョンの言う通り、シンが忠告しても平然とユルと一緒にいて自業自得なのに、皇太子妃という立場をまだ理解してないチェギョン】
皇室では、チェギョンが言うように父親といたことを記事にすべきというヘミョンの提案を進めることにする。
ヘジョン宮(ファヨン)は、ユルに考えを改めて欲しいと頼むが、「2人が離婚したら 彼女と遠くへ 今までは 母さんのために生きてきた でも残りの人生は チェギョンと自分のために生きる」と独りよがりな主張をする。
ヘジョン宮「すべてを賭けたの(ユルの言葉に、“ファヨン 宮殿がイヤなら 2人で外に出ようか? 君のためなら 私は宮殿も捨てる”と現皇帝の言葉を思い出す) 昔ね 好きな人がいたの 彼となら 皇族でなくても良かった 彼と一緒なら 名も知らぬ田舎で暮らしても 幸せになれると でも あなたを皇帝にしたかった だから 愛も― 自由もすべて捨てたのよ なのに 女1人で すべてを捨てると?」
「父さんを 愛してなかったんだね」とユルは複雑な顔をする。
ヘジョン宮「あの人は悪くない この世で一番尊敬できた人よ」 ユル「尊敬と愛とは違う 友情と愛も違う その人を選ばなかったのは 母さんの失態だ もしも その人と田舎で暮らしてたら 母さんは幸せになっていた」と言い残し、チェギョンに会いに行く。
茗禪堂(ミョンソンダン)でチェギョンとユル。
ユル「1人で片づく問題じゃない 僕がいたと言え」 チェギョン「あなたが出たら話がこじれる 自分で何とかするわ」 「1人で苦しむな」と、ユルが話に行くのを引きとめる。
チェギョン「ずっと助けてくれたわね 気持ちは受け入れられない でも一度ぐらいは― 助けてあげたい 友達だから あなたが入宮して 皇室も身近になったけど 誤解されたくない」 ユル「変わったな」 チェ「そうかな 宮殿で暮らしてみて 私も考えさせられたの 皇室の人間として どう生きるべきかを 前はシン君がいれば 宮殿でも適応できると思ってた でも違うみたい 最近 彼とは距離があるからか 宮殿がつらいの 私ってシンデレラじゃないのよね―」
部屋に戻る途中、ベンチに腰掛けているシンの前を通り過ぎようとして、
シン「ネットでは 妃殿下の男を捜せだって 見たか?」と呼び止められる。
花壇のようなオブジェを挟んでシンと別のベンチに座り、「気にしてない」とチェギョン。「そうか なら発表しろ」と意地悪くシンが言う。チェ「ユル君が 傷つく」 シン「あいつが心配か? そんなに大切なのか?」 チェ「もうやめて 私もつらいの 助けてもらったのに 何もできない 心は渡せないから 心配するしか」 シン「心配するだけだと? 感動的な話だな」と皮肉を言う。チェ「あなたは 簡単に心を渡せるの? 悪いけど私には無理 シン君 もう心は誰にも渡せない 1つしかないもの」とチェギョンは本心を言うが、シン「心とか 心配とか もうその話はよせ よく聞け ユルはダメだ 汚い縁など捨てろ」と意見がかみ合わない。【皇帝とヘジョン宮の不倫を知ってチェギョンとユルの関係がよけい許せないシン】
何も知らないチェギョンは「汚い縁? そんな風に見てたの?」とシンに失望した顔をする。「違う」と、ユルとのことじゃないとはっきり言えないシンに、「心がひねくれてるうえに 残酷なのね でも信じてくれない方が― ずっと残酷よ」と怒って部屋に戻るチェギョン。
シンがユルを呼び出すが、ユルは「呼び出して何の用だ」と挑戦的な態度。
シンはユルのむなぐらを掴み「人目があると言ったろ」
ユルは開き直り「また殴る気か? いくらでも殴られるぜ」
ユルを突き放すと「彼女の前に現れるな 許さない」 ユル「無理なら?」
シン「これはお前のため そして彼女のため― 僕のためだ ひいては皇室のためだ」 ユル「僕は皇太子じゃないから 皇室の責任まで取らない 彼女のためだ これ以上 彼女を宮殿に縛り付けるな」 シン「分かってない 僕たちがどんな悪縁か 今の代で終えよう」 ユル「何だって?」 シン「忘れるな お前の運命であれ 片をつける」と、ユルに悪縁の意味をまだ言わないシン。
皇室では、車を盗んだ犯人は(チェギョンが)若い男と一緒なのを見たと言っているのが問題になる。「妃宮がウソをついたとでも言うのか?」と信じられない顔の太皇太后。なぜウソをついたのかと気にするが、「何か理由があるのよ」と冷静なヘミョン)
Part2(皇后はチェギョンのウソを正しに部屋に乗り込んでくる。チェ尚宮も怒られ、「一体誰といて こんな記事を書かれたのか 事実を言え」といいながらも、鋭い勘を働かせ「義誠大君(ウイソンデグン)か?」と問いただし、観念して「はい」うなずくチェギョン。
皇后「黙って済むと? ウソまでつくとは 皇室をないがしろにする気か」 チェギョン「申し訳ありません 大君が誤解されるかと」 皇后「なんてことだ 大君に告げなければ 皇后とは外では国民から尊敬されつつ 内では女官を統率する座なのだぞ 聞いてるのか?! 軽率な行動をとるとは 皇室を侮辱するのか 皇太子妃としての 資質も足りないのに 一国の国母になれるのか」と捲し立てるが、「大君のことは決して 世間に出してはならない ここでの話も― 宮殿の内外に漏れないよう 注意しなさい」と釘を刺す【皇后にさんざん怒られしょげているチェギョンをシンが心配して声をかけるが、「1人にして」と拒むシーンはテレ東カット】
授業中に、将来の夢について話題になるが、先生から「妃宮様は?」と聞かれてもチェギョンは何も答えられない。「皇后陛下になって みんなの夢をご視察あれ」と先生から言われる。先生は夢が見つからない人のためにと、“私の足は 地面から離れない  ただ怖いだけだ  空を飛ぶのが怖いだけだ  この地面に慣れ 空が見慣れない場所になった でも 私には 翼があるではないか  カモメの夢が あるではないか”と、“カモメの夢”という詩を読んで聞かせる。(シンと同じように、皇室にいれば夢などなく、決められた将来しかない。“夢”という言葉がチェギョンに重くのしかかる)席を立つチェギョンの机にはノートに“夢”と書いてあるのをユルが見る。
☆チェギョンとヒョリンが校内の片隅で向かい合い、「私 留学するの」とヒョリン。
チェギョン「本当に行くのね ステキなバレリーナになれる」 ヒョリン「あなたは 宮家の人形になんて なれないわ もし宮家を出るなら デザインの勉強を続けて シンの誕生日にあげた上履き なかなか良かった アイデアも技術も」 チェ「本当に そう思う?」 少し笑みを浮かべてヒョリンはうなずき「じゃあね」と行きかける。
チェギョン「ヒョリン この先 いつか会ったら 私たち 友達になれるわよね?」
ヒョリン「いつかは傷も 思い出に変わるわ」 チェ「私たちが もう少し成長したら そうなるかな?」チェギョンに少し微笑んでヒョリンは去っていく。
美術室にいるチェギョンにユルが後ろから近寄る。
ユル「苦しまない方法を見つけた 周りからの非難を最小限に食い止め― 離婚ができる」
チェギョン「ユル君 何言ってるの? 離婚なんて 私は…」 ユル「ウソはつくな 離婚以前に― 宮殿がつらいと その目で分かる」 チェ「とにかく 今は無理 時間が…」 ユル「経てば無理になる 時間が経てば チェギョンは消える うわべだけの 妃殿下になるから」 チェ「違う」 ユル「もう すでに変わっている 最初は宮殿に不慣れだった 今では外の世界も」 チェ「仕方ないでしょ 他に方法なんかないし」 ユル「いや 今がチャンスだ これを逃したら 二度と離婚できない」 チェ「チャンス?」 ユル「生放送のインタビューさ それを皇族と全国民が見てるから 離婚すると言うんだ」 チェ「ユル君 無謀すぎるわ そしたら皇室に申し訳ない」 ユル「もしも これを逃したら 宮中での離婚はない」【離婚するチャンスは二度とないとチェギョンを洗脳するユルが、悪魔か、アダムとイブのイブに“りんご”を食べるようと誘惑したヘビのように思える】
一方、シンは茗禪堂(ミョンソンダン)の補修を申し入れるが皇帝は反対する。「妃宮といた男を調べたのか?」と話をすり返られるが、シン「実家のお父様です」 皇帝「若い男だと 世間は騒いでいるぞ」 シン「人の車を盗むヤツより 妃宮の言葉を信じます」 皇帝「今回の件は 簡単に解決できるものではない」 シン「妃宮は結婚した僕を捨て 他の男に走ったりしません」と、チェギョンを信じていることを主張する。
東宮殿共有スペースでヘジョン宮がシンの帰り待ち構えている。茗禪堂(ミョンソンダン)の補修を中止にしろと、勝手に触らせぬと反対するヘジョン宮。
シン「変ですね 父上もそこに格別な愛情をお持ちです 皇太后様まで同じ気持ちとは 偶然の一致とは思えません」と、真相がわかっていることを隠しワザと言ってみる。
ヘジョン宮「亡き聖祖(ソンジョ)皇帝が孝烈(ヒョヨル)皇太子と私にくれたもの」
シン「違います。茗禪堂のある土地および建物は僕のものです。代々妃殿下に与えられるもの もうすぐ 妃宮のものになります」
「殿下のものとはいえ 何もないのに補修とは 国庫の浪費以外の何者でもない」と反論するヘジョン宮。
シン「理由が知りたいですか? 不潔だから お熱い恋文が隠してあると思うと 吐き気がしました。中途半端な恋愛なら しっかり隠さないと 華麗な皇太子妃の仮面をつけ 三流小説にも劣る 不潔な文句で誘惑  それも一国の皇太子妃と継承第2位の王子がね」とあからさまに言うシン。
ヘジョン宮「言葉を選びなさい 皇帝になったつもりか(おそらく先帝にも同じようなことを言われたのでは?)」とシンを平手打ちにする。
シンは打たれたあとを手でなぞりニヤリと笑みを浮かべ、「この借りは後で もしこの件を再び持ち出した時は その恋文をユルのもとへ 送り届けます」と威嚇する顔でヘジョン宮に脅しをかける。
自分の部屋に戻りヘジョン宮は「必ずや息の根を止めてやる 再び口に出そうものなら 心臓をさらけ出して ハトの餌にしてやるわ」と魔性の本性をあらわにし、シンを陥れる計画を手配する【ユルが女に走ったことを叱咤したのに、自分は捨て去った恋に固執するヘジョン宮(ファヨン)に呆れる】
宮廷の休憩室で両親に会い「私 帰っちゃダメかな? 連れて帰って」と甘えるチェギョン)
Part3(チェギョンママ「今はダメ」と拒否するが、「あなたに何か起こって 家に帰ったとするわね うちは温かく迎えるけど 世間はそう甘くない 今までどおりに生きられない でもね 本当につらくて どうにもならない時に 最後に帰れる場所は…」
「ありえません」とチェギョンママの言葉をさえぎりシンがチェ尚宮と現れる。「やめてください チェギョンは帰しません」と言うシンに、チェギョンパパは「殿下 そうではなくて この子が…」と弁解する。シン「この子? ここは宮中です 妃宮には 敬語を使ってください」と戒める。チェ尚宮も「妃宮様の教育係りの尚宮として申し上げます 皇室は言葉がすべてと言えるでしょう 入宮した以上 皇室用語を 身につける必要があります」
シン「それに 自らの地位をも忘れ 周りを混乱させます おふたりが甘やかすと 結局は妃宮が苦しむのです(両親は返す言葉もなくため息をつく) とにかく 妃宮は帰しません それでは 妃宮を連れていきます」
「妃宮様 どうぞ」「そのように」と敬語の両親。
涙を浮かべるチェギョンに「行こう」と掴んだシンの手を振り切り、「また来るわ ママも また来てね」と1人で立ち去っていく。娘を不憫に思い泣くチェギョンママ。
東宮殿に戻ると、「話が」とシンが呼び止める。チェギョン「両親にひどいこと言って 皇太子が偉いの?」 シン「妃殿下が外でこぼすグチは 聞いてられない」 チェ「出ていきたいわ」 シン「僕はお前が必要なんだが もう皇太子は辞めない 完璧な姿を見せてやる だから一緒にカメラの前で 笑える相手が必要だ」 チェ「それは私じゃなくて 皇太子妃が必要ってことよね?」 シン「そんな風に考えるな お前を…」と肩に手をかけるが振り払うチェギョン。
チェギョン「私も必要よ 身勝手な人間を 避けられる場所が」 シン「お前は まさか― 離婚したら 避けられるとでも? お前の家族が苦しむ」 チェ「何ですって?」 シン「先帝が交わした約束に目をつけ― 自分の娘を政略結婚させ 皇室と国家を欺いた お前の両親に― 非難が集中する」 チェ「やめて」 シン「逃げることばかり考えずに 安らげる方法を学べ」 チェ「私がどれだけつらいか 格式にこだわる皇室 気苦労ばかりの妃殿下の座 息が詰まるわ」と本音を言い部屋に入る。
☆「行くな… 僕を置いて」と寂しくつぶやくシン。そこへ友達のギョンからの電話で、ヒョリンの海外出発の連絡だった。見送りに行く準備に部屋に戻ろうとして、チェギョンの部屋を覗き、「あのな ヒョリンが今日 発つ 空港まで行くか?」とチェギョンに声をかける。
チェギョン「1人で行って いいから行って 私が行かないのには 理由があるの 2人には私の知らない時間が流れてるでしょ 最後なのに 私が行ったら邪魔になる 大丈夫だから 行って」とシンを見る。
空港でヒョリンが取り巻きの友達といると、シンが現れる。
ヒョリン「やっと分かったわ 持っている物を手放せば 別の物がつかめる でも両手に持ったまま 別の物をつかもうとしたから つかめなかった これからはイ・シンを手放し 自分の夢をつかむの」 シン「そうか 元気でな」 ヒョリン「さよなら 私の王子様」とシンに少し微笑んでゲートに向かう。シンは友達とは離れたところで見送る。
チェギョンがヘジョン宮の部屋に呼ばれ、ユルをかばったことのお礼を言われる。
ヘジョン宮「友人と出かけるのも 皇族には難しいのだ 宮殿の生活は たやすくない 守るべきことも 学ぶべきことも多い」とチェギョンに同意を求め、「今は適合できても この先もっとつらくなる 私もそうだった 初めはなんとかなるのだが 時が経つほどに 息が詰まってくる これが人生と言えるか? これが望んだ人生か? 最初のうちは 宮殿に不慣れだったが これからは外の世界が不慣れになる」「それで?」「つらすぎて― 孝烈皇太子との愛をあきらめ 離婚も考えた 妃殿下という 偽りの人生ではなく 本当の人生を送りたかった」とチェギョンに自分も同じ立場だったと安心させる。
「1つ聞かせてください 皇太后様は宮殿を 出られたわけですが どうでした?」とチェギョンから質問され、「天国の扉をみつけた(罠にかかってきたとヘジョン宮が笑いをこらえてるような意味深な音楽が流れる)」 チェギョン「天国の扉?」 ヘジョン宮「本当の人生よ 自由に夢を見て 動いて 感じられる本当の人生よ」 チェ「でも宮殿を出るには 勇気がいったはずです(先帝に追い出されたとは思わないチェギョン)」 ヘジョン宮「天国の扉には こう書いてあるの “運命に屈した― 力なき者たちに 悲しみあれ” 本気で探すなら それくらいの覚悟は必要 分かる? 妃宮は宮中で 天国の扉を探すのよ」
ヘジョン宮の洗脳が終わった頃、ユルが現れる。ヘジョン宮が何を計画しているのか心配するユルに「息子の手助けだ」と言う。
「ついて来たの?」と東宮殿に来たユルにチェギョン。
ユル「インタビューではどうする気だ?」 チェギョン「まだ分からない」 ユル「チェギョン チャンスは一度 これを逃したら 一生 離婚できない」
チェギョン「でも 私が離婚すると言ったら シンが苦しむわ だから 自由をあきらめて 好きな人のそばにいたい」 ユル「宮中の女性は不幸なんだぞ 厳しいしきたりに縛られて 愛を享受する余裕もない 子供を生んでも 自分で育てられない 3歳になれば伝統に従い 独立させるのが皇室だ それに… シンは心を開いてるようだが それもいつまでか… 彼が望むのは 心を開ける人でなく 妃殿下役なんだ」 チェ「それなら 分かってる」 ユル「チェギョン 自分の幸せのために生きろ 間違いじゃない インタビューで離婚と言うんだ それしかない」
チェ「離婚と言うしかないの? 他に方法は?」 ユル「ないね」 チェ「考えてみる」(「離婚」を口にしたチェギョンの言葉を、シンが立ち聞きしていた)
そしてインタビューの当日の席で、チェギョンの頭の中ではどうしたらいいのか迷っていると、本番10分前に携帯が鳴る。ロビーで携帯に出る。ユル「君の人生で最後のチャンスだ」 チェギョン「でも…」 ユル「黙って帰ってきたら 一生 籠の鳥だ シンは皇太子を辞めるさ」
シンが勘付きチェギョンから携帯電話を奪い取る。ユルの「決断しろ」の声を聞く。チェギョン「何するの?」 電話の向こうのユルに「やはりお前か まだ分からないのか お前だけはダメだ」と勝手に携帯を切る。
「私の携帯なのに」と怒るチェギョンを壁に押さえつけ「よく聞け そんなに望むなら 後でケジメをつける だから頼む 今は黙ってろ」 チェギョン「もしかして知ってたの?」
そこへ本番になると、“皇太子夫妻と共に”と題して生放送が始まる。
「いわゆる政略結婚になりますが、ご結婚後 おふたりの愛はいかかでしょう?」と司会者の質問に、「愛しています とても愛しています」と答えるシン。チェギョンはシンの言葉に驚く) 

以下、随時修正を入れていきますが、英語字幕版が削除されている場合は中国語字幕を使用しました。

21話 皇太子妃、最大のピンチ!?(Goong episode 21)⇒「ひとりごと
(テレ東ノーカット)中国語字幕
Part1(シンは生放送で「愛しています とても愛しています」と告白するが、チェギョンはシンの本心とは信じられないといった驚いた顔をする。そして、放送終了間際に、「待ってください」と司会者の言葉をさえぎり、「お話があります あの… 実は… 離婚しようかと」とチェギョンは口走る。シンはすかさず「そうです 離婚を考えていました」とフォローする。先に“離婚”と言ったチェギョンの方が動揺する。
シンはチェギョンの手を握り締め、「このことは黙っているつもりでしたが 妃宮は正直なので 話してしまったようです。私たちの― 望む結婚ではなかった」
司会者「新聞で報道されているように政略結婚だったと?」
シン「“政略結婚”とは言葉が悪いですね。私たちの結婚には政治的な意味はありません」とキッパリ否定する。「政略結婚なら― 政財界の名家から妃を選んだでしょう」
司会者「では どういう経緯で?」
シン「先帝と―(チェギョンの手を握ったまま自分の膝の上に手を置き) 妃宮の祖父が私たちの結婚の約束を」
「ですが 国民に真実を隠してまでおじいさま同士の約束を― 守る必要があったのですか」司会者は追及する。
シン「“皇帝は偽りを言わない” 一般国民の約束と皇帝の約束は違います」
司会者「では 仕方なく結婚を受け入れたのですね」
シン「突然の命令でしたので― 納得ができずひどく反発しました。記事のとおり― 当時の彼女に求婚したほどです。ですが結婚を決めたのは― 私たち2人です。世の中には常識では計り知れないことが 私の周りで起きた変化がそうです。それを感謝しています それから(隣のチェギョンを見つめながら) つらい決断を下してくれた妃宮に― 感謝します。平凡な女子高生が― 知り合いもいない宮家に嫁いだ その寂しさと苦痛を考えてみてください。皇太子妃として― 窮屈な宮殿に入り 妻となってくれました 慣れない宮中でいつも泣いていますが 笑顔を作ろうと努力する彼女を― 愛しています。 皆さんも同じはずです。完璧ではないし 失敗もしますが 与えられた運命に必死で立ち向かう彼女に― 愛を感じているはず。最後にお願いが(チェギョンの手をギュっと握りしめ) 私たちを許してください」 会場から拍手が沸き、複雑な表情のチェギョンはシンから手を放す。テレビ中継を見守っていた宮中ではチェギョンが口走った“離婚”の言葉に、皇室の権威が失墜したと皇帝が激怒する。太皇太后も驚きのあまりに放心状態になる。
手を繋ぎながらテレビ局から出てきて車に乗り込むシンとチェギョン。
“シン君の本音はなに? この手の温もりのように さっきの話は本心なの? それとも この笑みのように単なる演技?”チェギョンはシンが話した言葉が信じられない。記者に見えるように握った手を見せていたシンが、車が発車すると握った手を振りほどく。
チェギョンは「シン君 今日のこと…」とシンに声をかけるが「黙れ」と怒った表情のシン。シンには皇室がどのような状態なのか予測できてるが、チェギョンはまだ事の重大さがわかってない様子。
シンは皇帝に叱咤されるが何も答えない。シンをかばい「申し訳ありません」とチェギョンが謝るが、シンは口を閉ざしている。「私が口を滑らしただけです 自分でも無意識に… 殿下が助け舟を出さなかったら大変でした」とチェギョンが言うが、「私の前で皇太子をかばうのか なんとかいえ」とシンを責める皇帝。
「責任があるとすれば― 皇室にそぐわない彼女を受け入れた大人のせいです。宮中用語さえ未熟な妃宮に― しきたりと作法を厳しく叩き込まれた方がいい」とシンは反発する。皇帝は反省の色がないと怒り狂う。「僕は 何も悪くありませんから 僕たちは東宮殿に戻り 謹慎したいと思います」とチェギョンを連れて立ち去る。
東宮殿に戻り、先に行くシンの腕を掴んで引き止めるチェギョン。
「あんな言い方したら困るんじゃない」 シン「ああでも言わなきゃ ずっと謝るハメになってた」
「怒られたんだから まずは謝って当然でしょ」ともっともらしいことを言うチェギョンに「なら 先に僕に謝れ」とずっと気持ちを抑えていたシンが言う。
チェギョン「え?」
チェギョンとは顔をあわせず、「今まで一度も 今日みたいに必死に頼んだことはない 今日ほど卑屈で― 惨めなことも… 今日だけは我慢しろと確かに頼んだ ケジメはつけると お前を信じてた でも結局― その軽い口で僕の頼みを踏みにじった」
「自分でも訳が分からない でもあの時は私も切実だったの 最後まで皇室で頑張れるか あなたがずっと好きでいてくれるか 離婚の一言が皇室の権威を失墜させるなんて― 思わなかったの」と先に謝りもせずに言い分けするチェギョン。
シン「僕なんか― 眼中にもなかった」 「あの時の言葉が― 本心かどうか確信がなかったの それに あなたがまた…」とチェギョンが言いかけると、シンはチェギョンの両腕を掴みまっすぐ顔を見て「本心だった 生まれて初めて口にした言葉だ 皇太子としてでなく― 1人の男としての告白を お前は踏みにじった」
後ろめたさからシンと目を合わせられないで「そんなつもりは…」とチェギョンはまた言い訳する。
チェギョン「勝手に僕の心に入り込んで― 心の奥に隠れていた僕を引っ張り出した 心臓が壊れたように― お前のことが気がかりで 顔が見たくなって 考えると笑みがこぼれた バカみたいにな(シンの目から一筋の涙) それなのに離婚の話を出すなんて 僕を裏切ったのは― お前の方だからな」そう言ってシンはチェギョンを解放して行ってしまう。
Part2(ようやくシンの本心がわかったのに、公共の前で“離婚”を口にしてシンを傷つけてしまいことに後悔して床に泣き崩れるチェギョン。
皇后は2人を許すように皇帝をなだめるが、シンの皇帝としての資質に欠け、義誠大君(ウイソンデグン)の方が適任と言い出すので、皇帝の不倫話を引き合いにだし、シン皇太子を守ると宣言する(不祥事を起こしても息子のシンを擁護する、母親らしい行動をとる皇后)
チェギョンの実家でもチェギョンが“廃妃”になるのではと心配する。
映画学科の卒業制作に協力して、ヒスン(チェギョンの友人)がカン・イン(シンの友人と仲良く?フラフープをする横で、チェギョンの心配をするガンヒョンとスニョン【チャン・ギョン(シンの友人)が片思いのガンヒョンにアピールする場面は辛い展開の中で唯一の救い?(笑)】
ユルの母親ヘジョン宮はチェギョンと密会していたユルをかばう為に、チェギョンを利用しようと策略を練る。
柱の所で考え事をしているシンに、「ごめんね」謝るチェギョン。無言で立ち去ろうとするシンに「愛してるんでしょ 本気で愛してるなら― それが本当なら 分かってくれない? 謝るだけじゃダメなの?」(チェギョンは一応シンに謝るが、シンの心は閉ざされてしまったよう…)シンはチェギョンを無視して立ち去っていくのに涙を流すチェギョン。【BGM:おうむ】
シンは海岸で遊んだ時のチェギョンの写真をなつかしそうな目で眺めている。【心ではチェギョンを許しているのに、それを行動にしてチェギョンに伝えられないように思える】
チェギョンはベッドの上で、「こんなことになるなんて 妃になってからずっと笑ってたけど 本当はなじめず不安だった 顔にださなかっただけ きれいな服を着てても他人の服みたいだった 皇太子妃の服が― 重くてたまらない だから 脱ぎ捨てて逃げたかった あなたが傷つくことまで考えられなかった ごめんね 本当にごめん ごめん…」と、怒った顔のシン人形に泣きながら謝る。
チェギョンを“離婚”をそそのかした張本人のユルは、皇太子の座を奪うために策略中?
皇帝の寝室では、“離婚”すると言い出したのは、チェギョンが密会していた男が原因じゃないかと皇帝が皇后に言う。真実を知っている皇后はチェギョンをかばい、「陛下はわたしを― 愛していますか?」と話をすりかえる。
「今日 皇太子がテレビで妃宮への愛を告白した時― 胸が熱くなりました 妃宮が離婚を口にした直後にもかかわらず― そのショックより 皇太子の胸から溢れる妃宮への愛が― 胸を打ちました そして妃宮が羨ましかった 夫の愛がある限り この世の妻たちは どんな苦痛も― どんな困難も克服できると思ったからです」と皇后の言葉に返す言葉もない皇帝。
翌日、チェギョンは皇后に呼ばれ、新聞を手に皇后が現れる。新聞の見出しに“皇太子の愛は本物か?”となっている。皇后は、「義誠大君(ウイソンデグン)のことをどう思っているのか知りたい」とチェギョンに聞く。
「殿下を友達以上に考えたことはありません」とチェギョンは本心?を答える。皇后はユルの片思いかと信用する。
東宮殿に戻ると、今度はヘジョン宮に呼ばれる。不祥事をいたわる言葉をかけてチェギョンを安心させてから、皇帝に許してもらう方法として“席藁待罪(ソッコデジュ)”を行えば「どんなに陛下が頑固でも 心が揺らぐはず」とチェギョンをそそのかす【ユルの母親だからか、ヘジョン宮の怖さを知らないチェギョンは策略とも知らずにまた自ら問題を起こすことになる】
公式行事の同行に皇帝の部屋を訪れたシンは、義誠大君(ウイソンデグン)を同行させるという皇帝の言葉に傷つくが、勝ち誇った顔のユルがシンを威嚇するがシンは動揺を示さない。
公務にでかける途中で、チェギョンが“席藁待罪(ソッコデジュ)”をしている部屋の前を通る。チェギョンは正装してゴザに座り込み、皇帝に許しを請うが、「離婚の話を出したのは― 例の若い男のせいか?」と質問され、ユルをかばうために答えられない。皇帝の後ろでユルは顔色を変えるが、皇帝のあとについて行ってしまう。
冷ややかな顔をしたシンは、「立て こんなことをしても皇帝の怒りは解けない」と言うが、「でも心は伝わるはずだわ」と密会の相手の真実を話さずに許してもらえると考えてるチェギョン。
「バカだな この状況でお前の心が伝わるものか」とシンに言われ、「ほっといて 私が何とかする」と、意固地になるチェギョンを「勝手にしろ」とシンは見放す。
補修前の茗禪堂(ミョンソンダン)で、シンは皇帝がユルを可愛がっていると感じた場面を回想する。(コン内官にまずチェギョンが“席藁待罪(ソッコデジュ)”を続けているのか聞くので、内心では心配している) シンはここは皇帝と恵政宮(ヘジョングン)の密会の場所かと聞くがコン内官は答えられずにいるので確信する。「こんな因縁に― 耐えられるかな」と珍しく弱音を吐くシンに、「私が支える“天”は― 試練を包み込むほど広く高い“天”でございます」と助言する。【ゴザの上に座っているチェギョンに女官やチェ尚宮が心配する様子はテレ東カット】
公式行事中の皇帝とユル(義誠大君(ウイソンデグン))。ユルは乳母に電話してチェギョンの様子を聞く。そのユルをボディーガードが監視している。
Part3(☆シンは、退屈しているような、何も手につかずにアルフレッドを抱いてみたりするが落ち着かず、チェギョンが心配だけどどうしていいのかわからない様子。
太皇太后がチェギョンを説得に来て、密会の相手を正直に話して誤解を解くように言うが、話すことができないと、ユルをかばうチェギョン。太皇太后は、チェギョンがそこまでするにはよほど言えない事情があることを悟る。
公務を終え、宮廷に帰る車の中でユルがチェギョンを許して欲しいとお願いするが、密会の相手を白状するまで許さないと頑固な皇帝。
チェギョンに、「皇太子は?」と声をかけるが、「どうか お許しを 私たちを許してください」とひたすら謝る。
「帰りなさい これ以上 私を冷たい人間にさせるな お前たちが犯した過ちは消えぬぞ」と冷たく突き放す。
「陛下 もう少し 皇太子殿下に寛大になっていただけませんか 皇太子殿下は― 陛下にいただいた万年筆を大事にしている方です 口にはださず何気ないふりをしていますが 父君を恐れ 恋しがっています 情に飢えながら 自分なりのやり方で 父君を愛しています」と泣きながら訴えるが、
「私が皇太子を憎んでいると? この世に― 自分の子供を憎む父母はいない しかし 子供の過ちを正すのが― 父の務めなのだ」と皇帝は立ち去る。
自分の分も許しを請うチェギョンのことも知らずに、シンはフェンシングの練習をしている。ユルが「彼女を止めろ」と言いにくる。「酷い状態だ 様子を見に行ったか? 倒れてしまうぞ」 シン「お前が気にすることじゃない」
ユル「冷たい男だな もう少し優しいヤツなら 彼女をあきらめてた でもな こんな冷徹で身勝手な男に彼女は渡せない」 シン「いい加減にしろ しきたりを破った罰さ」 ユル「しきたり? お前の武器は いつもそれだ それで すべて失った」 シン「悔しいなら壊せ」 ユル「そうするよ 壊してみせる」
シン「何? 何を考えてるか知らんが 人妻に横恋慕するのは1人で十分だ 不潔なんだよ」 「侮辱するな」とユルは怒ってフェンシングの剣の先をシンを向る。「今度そんなこと言ったら許さない」というユルをシンはユルの剣の先を指で振り払い冷ややかな目で見る。
ユルはチェギョンに止めるように話に行き、離婚を口にさせたことを誤るが、「私が望んだのかも あなたに言われたからじゃない」と言い張るチェギョン。ユルが蜂蜜水を差し出すが、チェギョンは「ねえ シンは? シンに会った?」と眼中にないユルに聞く。「あいつは君のことなんか眼中にない 待っても無駄だ こんなことやめろ」とユル【ここでもまた、ユルが言った言葉を信じてしまうチェギョンのおバカ!】その2人のやりとりを陰で監視しているヘジョン宮。
皇帝はあくまでも妃宮と一緒にいた男を捜しだせと言い張り、真実を知っている皇后は何も言い返せない。
ユルはヘジョン宮と言い合いになり、チェギョンが“席藁待罪(ソッコデジュ)”をしたのは母親の仕業とわかる。
シンは本を広げたまま何も手につかず、チェギョンを心配しているようだけど、コン内官に迎えに行くよう勧められてもがんとして腰をあげない【シンは、一度声をかけた時に、チェギョンは断ったので自分が迎えに行ったところで何もならないと思っているか、ユルをかばって皇帝に真実を話さないチェギョンを迎えに行くのにプライドが許さないのか】
チェ尚宮や女官から止めるように言われも止めないチェギョンを戸の陰から見ているユル。その様子を陰から見ているシン。
翌朝、ユルは太皇太后にお願いして、チェギョンのことで王族が召集される。
王族が集まる席で、皇帝が妃宮を許せないのは一緒にいた相手を隠してウソをついていることに拘っているので、「僕と― 一緒でした」とユルが白状する。シン以外は動揺するが、「あの日― 妃宮様が出かけるのを見て― 後を追いました」と事情を説明するユルに、皇帝が「まさか 妃宮のことを― 好きなのか」と質問する。
「はい 妃宮様を― 慕っています」と告白するユルにシンは…)

22話 秘められた過去(Goong episode 22)⇒「ひとりごと
(テレ東ノーカット)前半英語・後半中国語字幕
Part1(「一度も いとこの妻とは認めたことはありません 慕ってきました」ユルの問題発言に一同言葉を失う。シンは1人退席して、廊下にたたずみ子供の頃の自分とユルを回想する。寂しげな子供のシンがユルを見つけて「ユル」と走って近寄ると、「こいつ(と、頭を小突き)“ユル”じゃないだろ “皇太孫殿下”と呼べったら 言ってみろ」 シン「皇太孫殿下」 ユル「今度“ユル”と呼んだら許さないぞ」【生まれた時から皇太孫だったユルはイジワルそうな顔つきで、シンの方が素直な感じ】
シンが退席したあともユルの話は続く。太皇太后は具合を悪いのを我慢して話を続けさせる。
「本来は― 僕の許婚です 父上が生きていれば― 僕の妻になったはず」 見かねた皇后が「義誠大君 それは過去の話 今は皇太子妃だ」と口を出すが、「皇室の秩序を言われれば返す言葉もありません 皇太子の座と同じように― 妃宮様への想いはどうにもなりません」真実を語るユル。ヘジョン宮が止めさせようと謝り、皇后も「言語道断だ」と怒るが、「思いどおりにならないのが縁だとおっしゃった 決意次第でその縁は捨てられると でも人生を懸けるなら その人にとって縁は選択ではなく運命です 真実を話しました 妃宮様をお部屋に」とチェギョンを許すようにお願いする。
「妃宮(チェギョン)を皇太子妃殿に連れていけ」と皇帝はユルから顔を背けて言った。
部屋を出たユルに廊下で立ち聞きしていたシンが詰め寄る。
シン「何が望みだ?」 ユル「しきたりを壊すと言ったろ」 シン「よく聞け しきたりは皇室を守る力だ たとえ足かせでもそれを守るのが宿命だ」 ユル「お前はしきたりを守れ 僕は捨てる お前に僕の気持ちは分からない あきらめることを―」先に学ばされた 望んでも何も手に入らない だからいつも心を閉じた でも彼女は… 心を閉じても入ってきた どうしても彼女が欲しい」 シン「いくら欲しくても彼女は僕の妻だ」 ユル「(フッと鼻で笑い)認めたことはない」 シン「イ・ユル お前のためだ」 ユル「僕もそうさ」 シン「何だと?」 ユル「このまま彼女を失ったら― 僕は永遠に希望を失う すべてを捨てても手に入れる お前は彼女を放して皇太子の座を守れ 僕は彼女を取る」 シン「タダで済むと思うか?」 「覚悟してる」と、シンにいくら言われても決心が固いことを示すユル。
“席藁待罪(ソッコデジュ)”を続けて疲れ果ててるチェギョンは目の前にシンの幻を見て「来てくれたの」と喜ぶが、そこにはユルがいた。シンでなかったのをがっかりするが、でも疲れ果てて、ユルに支えられて部屋を出るとシンが立っていた。シンの前を通り過ぎようとしてガクンとチェギョンが倒れそうになり、シンが「僕が」と駆け寄るが、「(シンを目を合わせずに)頼んだ覚えはないわ」とシンの手を払い「ユル君 私を送って」と、呆然と立ちすくむシンをチラっと振り返りユルと立ち去ってしまう。
Part2(ベッドで眠っているチェギョンの顔を触ろうとして止めるシンは、「なぜだ なぜあんな…」とつぶやくが、「連れていって ママ 私も一緒に ママ 連れていって」と、チェギョンはうわごとを言う。
ヘジョン宮と皇后の話し合いで、「義誠大君は まだ19歳だ 頭より心が先に動く年頃だ 理性より感情が先走る」とユルをかばうヘジョン宮に、「義誠大君の支持が高いとはいえ― 皇帝にはふさわしくないようですね 皇帝は感情を抑える冷静さが必要です 義誠大君には それがない 自業自得です どんな処分が下されても恨まないでください」と皇后は言葉で打ち負かす。
ヘジョン宮に何を言われようが「彼女を連れて出る そのために話した」と母親の説得も耳に入らない。「幸せなんだ 彼女を見ていると何も考えず心から笑える あきらめたら昔に逆戻りだ それはイヤだ」と、母親とは遠く離れすぎてチェギョンのことしか考えられないユル。それでもヘジョン宮の野望は失せない。
皇帝に一方的に責められ、シンは「義誠大君の一方的な感情です 妃宮まで責めないでください」とチェギョンをかばうが、「夜遅くまで一緒にいて― 嘘までついた妃宮を信じろと? 義誠大君に対する妃宮の気持ちに 一点の曇りもないと確信しているか?」と皇帝の痛い質問に何も答えられなくなったシン。「妃宮に会って真意を確かめる」と皇帝。
チェ尚宮から事情を聞いたチェギョンのところにシンが来て、チェギョンの座るソファの肘掛に後ろ向きで腰掛ける)
Part3(シン「ユルの気持ちは知らなかったと言え それしかない」 チェギョン「もう嘘はつかない」 シン「皇帝の怖さを知らないのか? お前も処罰されるぞ」 チェギョン「分かってる 人間よりしきたりが大事なのよね でも正直に話すわ」 シン「何だと? 追い出されたら2人で逃げるつもりか? 示し合わせて?」 チェギョン「なぜユル君の話になるの? ずっとあなたを待っていた 脚が折れそうになっても 来てくれると信じてた」 シン「理由を? 2人でコソコソ相談し こんな結果を招いておいて 今さら許しを請う姿に吐き気がしたんだ」 チェギョン「何ですって?」 シン「お前に傷つけられたことは― 許せない」
そこへ皇帝からのお呼びがかかり、「行ってくる」とシンに言い残し部屋を出ようとするチェギョンの後姿に、「宮家を出るだと? 一生 ここを出さない それが僕を裏切り傷つけた代償だ」と冷たく言うシン【お互い好きなのに、意地を張り合ってお互いの気持ちが信じられなくなった可哀想なシンとチェギョン(泣) 体を張ってまでユルをかばうのは好意があるとしか思えない行動で、誰もが誤解しても仕方がないことをチェギョンはわかっていない。ただ宮廷から去ることしか考えられないチェギョンには試練の時なのだ】
チェギョンの父、母、弟(チェジュン)が宮中の休憩室に集まり、“席藁待罪(ソッコデジュ)”をしたチェギョンの体を心配をしている。父親が義誠大君(ユル)がチェギョンを好きなことが宮中でも噂になっていることを話すと、チェジュンは、エプロン姿のユルが食事の準備するなどチェギョンに尽くす主夫を空想する。家族の中でも無口で冷たい王子より優しいユルの方に人気があるが、ユルの母親を知っている両親はヘジョン宮が姑になったら大変よと身震いする(笑)
チェギョンは皇帝から「(義誠大君の)気持ちを知っていたなら距離を置くのが当然だ。夜中まで一緒にいるとはどういうつもりだ?」と質問され、「義誠大君は私をなぐさめようと…」と的を得ない返事をするので、「夫のいる身で なぜ彼のなぐさめが必要なんだ?」と聞かれても答えず、太皇太后が「妃宮 1つ聞きたい 正直に答えておくれ そなたの気持ちは どうなのだ?」と優しく聞かれても、ただ泣くだけで何の答えにもならず大人たちはただあきれ果てる。
ユルは、「処罰を下す前に 自分も同じような経験がある どんなに手に入れたいと願っても 手に入らない人がいる 強くつかんでいても― 離さなければならない人がいる 本来は厳しい処罰を下すべきだが― この辺で終わりにしたい 妃宮のことは忘れて― 我々の決めた相手と縁談を進めなさい それが今回の解決策として最善の道だ」と皇帝の提案する)
Part4「申し訳ありません 心は物ではないので― 簡単に切り捨てられません それに… 誰かを思ったままで― 他の人を愛せません」とユルはきっぱり断る。
シンは秘密の屋根裏部屋で、「なぜこうなるんだ? こんな時どう言うべきか― 誰も教えてくれない」と、チェギョンのプレゼントの上履きを履き、「似合うだろ?」と手で撫でると、アルフレッド(テディベア)に「泣くなよ 恥ずかしい」と語りかける。
部屋で処分を待つチェギョンは、王族との家族写真と、実家の家族写真との間に皇太子の衣装を着たシンの写真を置いて考え込む。
ユルは、チェギョンが気に入っていたマンドリンを抱きかかえてチェギョンを思う。
皇帝は、ユルを宮中から追い出し、妃宮と距離をとらせる処罰を提案するが、太皇太后は反対する。シンは、「それでは 妃宮の処分は?」と聞くが、「うそを申したゆえ それに見合った処分を下す」と皇帝。
東宮殿に戻ったシンをチェギョンが待ち構えていた。
チェギョン「本当にユル君を宮殿から追い出すの?」
「しきたりに背いた罰だ」とシンは冷たく答える。
チェ「一度 追い出された彼を また追い出すの? 残酷すぎる」 シン「自業自得だ」 チェ「こうなったのは私のせい」 シン「一緒に追い出されなくて残念か?(チェギョンに誤りたいのに心とは裏腹に冷たい言葉が飛び出すシン)」
チェ「彼が可哀想だと思わないの?」 シン「可哀想? 見てるだけで腹が立つ」 チェ「じゃ なぜ私のことは 追い出さないの?」 シン「廃妃になると思ったか? 一生ここから 出さないと 言ったろ それがお前の罰だ 入ってくるのは自由だが勝手には出られない」と意地悪く言う。
チェ「これが最後のチャンスかもね」 シン「何だと? ユルと行く気か? 恥をかきたいのか?」 チェ「かまわないわ こんな怖い所から 出られるなら」と、お互い素直にならないので2人の溝は深くなる。
Part5チェギョンは学校でガンヒョンに相談する。
ガンヒョンは「世の中を自由に漂いながら 好きな場所に降りて― 飛びたい時は自由に飛ぶ タンポポの綿毛」とチェギョンを例える。
チェギョン「好きなだけじゃ ダメなこともあると初めて知ったわ 現実を知ることが大人になることなのね」
ガンヒョン「もしあなたが 宮家を出たとしても― 歓迎するわ 友達の選んだ道だもの 私は尊重する」と、2人でハグをする。
チェギョンは、「ギョンにもされたい?」とガンヒョンをからかう。
Part6皇室では、ヘギョン宮の差し金で、王族会から義誠大君と妃宮の責任を問う声が上がり、義誠大君だけ咎めるのは不当で妃宮の追放も要求していると。
2人とも廃位にして追い出すか、あるいは2人とも残すか、もし聞き届けられない場合は、この件を国民に公開し皇室の秩序を正すと脅しを入れている。
チェギョンは、チェ尚宮から廃妃の話を聞く。
「私を誤解しているもの 当然よね 宮家を追い出されたら― 私は… 庶民に戻るのね」とチェギョンの言葉に、チェ尚宮は「何をお考えなのですか?」と尋ねるが「もしかすると― これが近道なのかも」とひとりごとを言うチェギョン。
シンはヘギョン宮の企みと気付く。
シン「がっかりしました プロなら格下の相手に戦いを仕掛けはしません」
ヘジョン宮「何のことだ?」
シン「陛下は遊びで石を投げると 人の命に関わります 石は互角に戦える相手に投げていただきたい」
ヘジョン宮「宮中に― 私の相手になる者がいるか?」
シン「傲慢は最大の弱点です 妃宮は陛下にとって― 害にはなりません」
ヘジョン宮「果たしてそうかしら 存在自体が害になることもある」
シン「今度 妃宮に手を出したら 代償を払っていただきます 勇猛には名誉 野望には死が付き物です」と宣戦布告をする。
ヘジョン宮は、「愛には涙が付き物だ 孤独な人間に 強烈な愛は命取りだ そなたの愛が 自らを破滅に導くぞ」と強気で構える。
シンはユルと会い、「王族会にチェギョンの廃妃を説得するように事実を伝えろ 一方的なお前の感情だと」とチェギョンを助けるように言うが、ユルは「廃妃にさせるなと? なぜ僕が止めなきゃならないんだ?」
シン「チェギョンにそこまでする気か?」
ユル「彼女の望みどおりにする ここを出たがってる彼女の力になるつもりだ」
シン「勝手なことを言うな」
ユルは、「引き止めてみろ お前に これ以上奪われたくない」と勝ち誇ったように笑みを浮かべる。
シン「お前だけじゃない 僕も多くを失った 5歳の頃から皇太子の役目を強要され― 自分自身を捨てた しきたりのせいで 温かい親も― 夢も失った」
ユル「だから 助けてくれと?」
シン「いや 教えてやったんだ 1人で被害者ぶってる姿が ムカつくんでね 悪縁を断ち切りたい だがお前はそれを引きずり続けてる」
ユルは「はっきり言え」と怒るが、
「言わないのは― 最後の思いやりだ」とシンはまだユルに打撃を与えない。
☆チェギョンがベンチに座り、シンは向かい合って立っている。
チェギョン「自分の意志で来たから― 自分の意志で出たいの」
シン「廃妃が決まったわけじゃない」
チェ「廃妃なんて どうでもいい 元の私に戻りたいの」 シン「なぜだ?」
チェ「皇太子妃として 生きようと努力したけど 私は責任感だけじゃ 生きられない」 シン「仕方ないだろ」
「自分を捨てて 皇太子として生きて幸せ? でも― ここであなたを好きになって良かった ここに来なければ― 振り向いてくれなかった」とシンに気持ちを伝えて立ち去るチェギョンに、シンは何も言えず、涙を流してうなだれる(泣)
チェギョンは荷物をまとめてるユルに会いに行く。
チェギョン「ユル君 どうしたの?」と、ユルと少し離れて隣に座る。
ユル「ごめん 君を連れ出したかったんだ 廃妃の話まで出るとは 君を守りたかったのに 僕のわがままで こんな目にあわせてしまった」
チェ「廃妃が どんな大事なのか知らないけど― かまわないわ 皇太子妃の座に未練はないから― たとえ退くことになってもかまわない」
ユル「退く? まさか それは…」
チェ「私 宮家を出るわ 陛下に どう申し上げようか悩んでたの これで話しやすくなったわ」
ユルは「本当に― 僕と一緒に?」とひとり勝手に喜ぶ。
☆チェギョンは困ったような顔をして「ユル君とは関係なく 出ていくの ここを出たら― あなたとは会わない いい友達に会えて 幸せだった でも心は あげられない」。今度こそはっきり気持ちを伝えるとユルは泣きそうな顔になる。
「私のことは 忘れて欲しいの 以前 シン君が言ってた 星に周期があるように 人にも周期があるって 2500万年よ 2500万年後に 今いる人たちは また出会う だから私たちも また出会うと ユル君 もし2500万年後に 私と再会したら― その時は逃げて もし 私に会っても― 知らないフリをして 私もそうする」とチェギョン。
ユル「なぜ?」【うぬぼれが強すぎて物分りが悪すぎるユル】
チェ「私ね 今はシン君から離れるけど 2500万年後にも彼に恋すると思う」
ユル「それじゃ また待つよ」【諦めが悪すぎて皇帝の器じゃないね!】
チェ「待たないで」
ユル「なぜダメなんだ? こんなに胸が痛いのに 僕じゃダメなのか?」【ここまでチェギョンに言わせなければ自分に気持ちが動かないと悟らないユル。シンへの想いを揺るがせず、ユルを友達以上に思わなかったチェギョンを褒めてあげたい!チェギョンの座り方が、シンには距離を置くか向き合って座るのに、ユルとは躊躇なく隣に座るので好意を持ってると勘違いするが、ある意味友達だから対等とも取れる。思わせぶりをしていた訳ではないのにそう思い込ませてしまったチェギョンも罪な女の子】
チェギョンは皇帝に「廃妃にしてください これ以上 宮家で暮らせません お許しください」とお願いするが、皇帝の質問は「義誠大君と行くのか?」と尋ねる。
チェギョン「違います 義誠大君は関係ありません 陛下」ときっぱりと否定するが、「聞きたくない 下がりなさい」と怒りは治まらない。
「妃宮 いくらつらいことがあっても これは しきたりに反する 妃宮としての道理ではない」と太皇太后も説得するが、「皇太子妃でいられません 元の自分に戻りたいのです」とチェギョンは泣きながら訴える。
シンは暗室でチェギョンの写真を焼いている(以前、ヒョリンの写真を焼いていたように、気持ちの整理をするかのように)。
その暗室のシンの携帯に、“ユル君の部屋に来て”とチェギョンからメールが届く。慌ててシンは暗室を出る。
チェギョンは、タイのおみあげのペンダントが突然切れて床に落ちるので、胸騒ぎがする。
「チェギョン!」と叫びながらシンがユルの部屋に来ると、チェギョンを描いた絵が床に散らばっている。
チェギョンに携帯から電話するが、チェギョンの携帯は部屋に置かれていて、女官らしい影が部屋に入り着信履歴を削除する。
シンの携帯にユルから電話が入り、「どうなってる?」と話していると、煙が巻き上がり、「火事だ―!」と声が聞こえてヘギョン宮(皇太后)の部屋が炎に包まれている。シンは手にした携帯を落とし、「チェギョン」とつぶやく…【チェギョンの偽メールは理解できるけど、ユルからの着信は意味がわからない…。ユルの携帯から本人が電話をしたのかは不明】
22話の予告編)

※23話、24話は2月14日現在まだ生きています。
23話 宮廷炎上!犯人は皇太子!?
(Goong episode 23)⇒「ひとりごと
(テレ東ノーカット)
Part1/6
Part2/6(☆☆☆☆)
Part3/6(☆☆☆☆☆)
Part4/6(☆☆☆☆)
Part5/6(☆☆☆☆☆)
Part6/6(☆☆☆☆☆☆)


KISS
kiss ZOOM IN
great kiss scene
Slow Kiss

Street Kiss1
Street Kiss2
stay mv
おうむ
MV- Parrot ver2
MV-AYA07_KISS(超オススメ!)
MV - I Love You
MV-Nannulsaranghae
Perhaps Love

24話 最終回 宇宙征服の日まで(Goong episode 24)⇒「ひとりごと
(テレ東ノーカット)
Part1/7
Part2/7
Part3/7
Part4/7
Part5/7
Part6/7
Part7/7

中国語字幕
Part1/3
Part2/3
Part3/3

 


2007-01-30 07:21  nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(2) 
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りおリオ

ツライ回が続くね~><21話~の更新が楽しみだわ♪
by りおリオ (2007-02-01 23:47) 

らびしゃん

23話がハッピーだったから21、22話をなかなか書く気になれないのよね…。
「フルハウス」が終わったらぼちぼちやってみます(゜∇^*) テヘ♪
by らびしゃん (2007-02-02 20:00) 

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